セルフイメージって大事よねっていうお話し

7つの習慣で引用されているゲーテの言葉、

「現在の姿を見て接すれば、人は現在のままだろう。人のあるべき姿を見て接すれば、あるべき姿に成長していくだろう」

この言葉をどうとらえるかなんですが、

自分以外の人(たとえばAさんとしましょう)の「あるべき姿」は、
おそらく、Aさんの効果性を発揮した姿(人格を向上させた姿)なのでしょうね。

そんなAさんと接するように、目の前の現在のAさんと接したら、
Aさん自身のセルフイメージは「あるべき姿」に近づきます。

仮に現在のAさんは原則中心からほど遠い姿だったとして、
アウトサイドインの考え方で過ごしていて、依存レベルだったとします。

そんなAさんの仕事ぶりにほとほと困った上司が、
「できないAさん」という見方でAさんと接していたら、
Aさんのセルフイメージも、「できない私」というもののままになります。


かかわる人が同じAさんをどう見るかで、
Aさんのセルフイメージに影響を与えてしまい、
Aさんはそのセルフイメージで行動を選択することで、その後の未来を作ります。


関わる人の見方が、
実はその人に対してとっても影響を及ぼしているんだということを、
意識しましょうってことですね。

これについては、
書籍の冒頭で、コビー博士ご自身のお子さんに対する見方を変えたことで、
お子さんの姿が変わるという事例でも丁寧に紹介されています。

他者への身勝手な脚本をつけないように、
意識してこの一週間を始めようと思います!


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