夏休みが明けた

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2週間の夏休み期間を終えて、
昨日は久しぶりの開校日でした。

休みの間の出来事、家族で出かけたこと、考えたことをそれぞれに話す生徒もいれば、
2週間と言う時間が空いたことすら感じさせずにこれまでと変わらない過ごし方の生徒もいました。

「登校しなければならない」という強制力がない中で、
こうして当たり前のように登校する生徒がいるのは、
とても嬉しいと思うのです。

こちらは、生徒たちがいたいようにいられる場に居ることがお仕事で、
それをしながら、生徒たちがどのように何を感じて今いるのかを、感じ取りたいと思っています。

そんな中、
これまで心の中であたためてきた、ずっとやりたかったことの実現にむけて「グンと」動こうとした生徒がいました。(夏休み明けというタイミングもあったのかな?)

そのあたためてきたものを、
花をひらかせるのか、また土の中でしばらくおくのか、
本人次第なところが一番のカギを握るけれど、
その本人を周りがどう受け止めるかは、
その「本人次第」に影響を及ぼすこともあります。

その「周り」とは、他の生徒だったり、自分というスタッフだったりする。

そこに正解はなく、
ただ、どうありたいか?どうあろうか?の自分なりのベストを探す。

今回のこの生徒の行動は、

この生徒自身が、行動し経験し感じて、この生徒の次の人生に活かすことになるだろう。

それだけではなく、
この生徒の行動に対する周りの生徒は、
この生徒の行動によって自分が感じた経験を、周りの生徒の次の人生に活かすことになる。

そしてスタッフも、スクールも、
この生徒の行動とその対応から学ぶ経験を、次のスタッフとして、スクールとして活かす。

いつも思うのだけれど、

教育は、
この瞬間だけの答えはあるが、
最終的な答えにはならない。

この経験を得て、どうしていくかの最終的な答えは、これから作り出していく。

だからって、責任回避するのとは違い、
ベストは常に探求していて、
ああじゃない、こうじゃないと常に迷いながら、その時の最適解を選択していく。

これが好きなんだけれど、
なんとも難しい。

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