「理解に徹する」をやってみた


昨日、末っ子娘とお風呂に入ったとき、
めずらしく相談を受けました。

それで、

とにかく最後まで話を聞こう!って心を決めて聞きました。
「第5の習慣」まず理解に徹しそして理解されるの実践です。

途中で娘の話に割り込みたくなる気持ちをがんばって飲み込んでました。

たとえば、

娘が自分のことを卑下したときに「そんなことないよ」とか、

私自身を引き合いにだして「母ちゃんもそういう時はあったよ」とか、

解決のためのアイデアとして「だったら、こんなことをしたら?」とか、

「それは考えすぎじゃない?」「本当はどうだかわからないよ」

「母ちゃんはそうは思わないなあ」などなど…。

いくらでも、
今の彼女が思っている問題解決方法は湧いてきます。

でも、「まだまだ、今はタイミングじゃない。」って、口を挟まずに、

「そういう風に思ったんだね。」「それはつらいね~」と、聞く。

とにかく、
彼女の伝えたい思いを「聞く」をとことんやりました。

そのうちに、あらまあ不思議!

「今度からは、こういう時は○○してみようかな。そうしたらいい気がしてきた」
と、彼女自身の口から解決方法がでてきました。
(自分の心のモヤモヤをなんとかしたいだけで、解決する手段はすでに彼女の中に持ち備えていたんですね。解決法を聞きたいわけじゃなくて、モヤモヤしてる心を分かってもらって軽くしたいのが、彼女の望むことだったようです)

そして「あ~、なんだか全部話したらすっきりした!」と、
晴れ晴れした顔。

話し切ると、こんなに変わるんですね!
「最後の。(マル)まで聞く」ってこういうことか!と思いました。

どうしても話を聞いてると、
「いやいやそれは考えすぎだよ!」
「そういうもんだよ」
「わかる~。私も同じことあったもん」
なんて言いたくなるけどね。

まずは、相手が自分の思いを理解してもらえた!って思えるまでは、
口出しは我慢。

ただただ理解に徹することが、
どれだけのパワーを生み出すかを目の当たりにしました。

書籍では、
相手の心に空気を吹き込む、なんていう素敵な表現をしていますが、
私はこの表現がとても好き!

「7つの習慣」の「第5の習慣」の実践をこれからもやっていこうと思います。

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