今日はちょっとかたいお話しです。
私は人を育てることについて関心があるので、
人ってどんなところが育ったらいいのだろう?って思ったときに、
知識や技術より前の段階で、
「原則」を大切に生きることだと私は思うんです。
じゃあ、どうやって「原則」を身に着けるの?
昔の日本は躾が厳しかったからその教育が良かったの?
戦前の教育や、寺子屋の時代の教育が素晴らしくて日本の強さが起きたの?
と、いろいろと頭がグルグルしています。
今の私は、
教え込みや管理では教育の限界があると思っています。
主体的に、
自分から、
自分の良心に基づいた生き方を求めていくようになって、
本物の人格の育ちがあると思っています。
効果性からみたら、管理や押し付けのやり方では難しいんじゃないかな。
自由な中で、
自分の人生と向き合ったときに、
生まれてくるものだと思うのです。
自由な教育と、原則中心の人間育成って、
まったく逆なように感じられるけれど、
自由な教育をしていく先に、
原則中心の生き方を自ら求める人格が、
本当の意味で育つのだと思っています。
それが今の私がやりたいことです。