たとえば、
脱ぎっぱなしの靴下や、
帰ってきてすっと部屋の隅に置いたハンドバッグ、
薬箱から出してそのままのバンドエイドの箱…。
「あとでまとめて片づけよう!」と思ったものの数々。
たくさん撮りためた子どもたちの写真の整理や、
庭に生えた雑草たち…
「いつか、やらなきゃね」とそのままにした数々。
これはたぶん、
急ぎでやらなくても困らないものです。
だから、
「あとで」とか「いつか」扱いのものになるのだけど。
それを見つけるたびに、
「ああ、まだこのままだった…。」って、毎回思います。
実はこれが結構、負の感情として、じみーに、やんわりと、でも確実に蓄積されてる。
この感情を感じることが、大きなデメリットだったりします。
だって、
「ああ…気づきたくないものに、また気づいてしまった…」という罪悪感や、
「私って、こういう人だよね」という負のセルフイメージをつくりだしていて、
この罪悪感や、負のセルフイメージって、
甘く見てはならない、かなりのくせものですから、
意識的に気をつけた方がいいものです。
だから、
最近は、
「あとで…」や「いつか…」を計画的に実行する。
これは、
自分のセルフイメージを保ち続けるための、
第2領域のひとつの活動なんだろうなって思います。