私は自由な学校をつくりました。
でも、なんでもかんでも自由ではないです。
一緒に過ごす人たちとうまく過ごせるようにと、
話し合って決めたルールを守っていれば、
あとは自由。
たくさんの決めごとをして、
個人で決められることを少なくしたら、
大人が子どもをコントロールできる範囲は広くなります。
逆に、
決めごとが少なくて、
個人で決められることが多ければ、
大人が子どもをコントロールできる範囲は狭い。
つまり、
大人の思うようにならない。
私が思うに、
大人の思うようになるかならないかは、どうでもいい。
その子の思うように、
つまり、
その子の納得できるように、できることが重要。
大人の安心ではなく、
その子その子の可能性を信じたい。
その子その子の良心を信じたい。
そんな学校です。
だから、コントロールを手放す。
「完訳 7つの習慣」447ページにゲーテの言葉の引用があります。
「現在の姿を見て接すれば、人は現在のままだろう。人のあるべき姿を見て接すれば、あるべき姿に成長していくだろう」
あなたはどんなメガネをかけて、目の前の人と接しますか?