今日は、
「ねぇ、見に来て!トランポリンで新しい技をやってるんだ。」と、
生徒が一人、誘いに来てくれました。
見に行ってみると、
3人がかわるがわる、トランポリンの上で側転や前転などをして見せてくれます。
「次は僕ね!」
「おい、僕の方が並んでた!」
なんて言いながら、
順番にならんでいます。
技をスタートさせる場所や方向もなんとなく決めていて、
それを大事に守っているようです。
誰かと自分を比べるでもなく、
自分の「もっと○○に跳びたい!」に向けて何度も繰り返しています。
「あんまりやりすぎると、あたまがグアングアンってなって、うまく着地できなくなるから、そうなったら休憩した方がいい」
楽しみながら、いろんなところで秩序をつくっていて、
それをお互いに守りあっています。
どうなったら危ないか、
どうなったら他人の自由を奪うのか、
どうなったら、お互いに楽しいまま遊びを継続できるのか、
子どもたちは、
感覚から知っているかのようです。
子どもには、教えなきゃ気づかないし、分からないから、
きちんと教えるべきだ。っていう考え方のほうが現在は主流かもしれませんが、
ちいさな痛みを感じる自由をもつことで、
大きな痛みを予測してそれを防ぐ知恵と術を子どもたちは持っているのではないでしょうか?